Nostalgic Angler


昔の古き良き時代の琵琶湖での釣りを懐かしんでみました。昔の日記みたいな感じです。結構だらだら書いてます。これを読んで「ああ、そういえば、エエ時代やったな~」と思っていただければうれしいです。ちなみに釣りのスキル向上にはまったく繋がりません!

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1.ルアーとの出会い

昭和な釣り人

まずは、私とルアー釣りとの出会いをバス釣りを語る前に始めようと思います。

今から35年以上前の事。小学校4年生位の時かな・・当時結構流行っていた釣り漫画(三平やね)の影響でルアー(スプーンやスピナー)の存在を知りました。そのころはルアーはトラウトに使うイメージが強くて、小学生がルアーを使って魚を釣ること自体珍しかった時代ですが、私の住んでいる滋賀県は比較的ロケーションに恵まれていまして、琵琶湖に注ぐ河川の河口付近に行けばケタバス(ハス)がルアーで簡単に釣れていました。

 学校でそんな情報を仕入れた私と近所の友達は、家の近くにある釣具屋へおこずかいの全てを持ってケタバスを釣る為のルアーを買いに行きました。が、そこは小学生ですから全財産といえたかがしれています。友人と1時間程、吟味に吟味を重ねて500円位で3個か4個スピナーが入っているルアーセットを購入しました。今考えるとこれがとんでもなくインチキくさい色をしていまして、黄色や赤の原色のブレードに黒や白や緑のいいかげんな水玉があり、見た目が少しアマゾンの毒ガエルチック的なルアーだった事を覚えています。

内容はともかくスピナーセットを購入した私たちは、いざ琵琶湖へと思いましたが今度はルアー用のロッドも無ければリールもない事に気が付きます。もっているのは100円の竹ののべ竿のみ!
漫画に出てくる三平のようなカッコいいロッドに憧れながら、そんな高価な物を買える訳もなく、仕方なく今でもよくホームセンターなんかで売ってる1.5メート位のリールと振出ロッドのセット品を親に散々おねだりして買ってもらい、勇んで河口へ出かけて行った事を覚えています。キャストに関しては父親と鯉のぶっこみ釣りなんかをやってましたから以外と何とかなりました。これに気をよくして安物スピナーをガンガン投げまくります。投げる事自体が楽しかったのでキャストをひたすら続けました。

釣果ですか?そりゃ素人小学生に何か釣れる方が奇跡でしょう。実際はケタバスのチェイスはありましたがルアーには食いつかず何とも悔しいボウズでした。
(チェイスを見てしまったおかげで暗くなるまで釣りをして、真っ暗になった頃に家に帰ったら親にスッゲー怒られました。)
その後、何度か同じ場所で怪しいスピナー達を投げまくりましたがまったく魚の姿を見る事は無く、持っていたスピナーを全部ロストしてしまうという、小学生には悲しすぎる試練の釣りとなりました。そんなつらすぎるルアーとの出会いの思い出を乗り越え今にいたっております、ハイ・・。今も進歩無く、同じように試練の釣りが多いのですが・・・





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2.外来魚との出会い (ブルーギル)

昭和な釣り人

ルアーでのケタバス釣りに打ちひしがれた私と友人は基本に戻り、ミミズをつけて近所の川でフナやモロコ等を釣って楽しんでおりました。この川がすごい小川で、幅3メートル位なのに30センチ位あるマブナや沢山のモロコやオイカワが釣れ、さらに石亀やすっぽんまで網でつかめる楽しい川で毎日のように通ってましたね。いやホント楽しかった、昔はこんな小川が近所にいっぱいあったのにな~

そんな普通の釣りを楽しんでいる時、学校で「なんか変な魚が沢山釣れる場所があるで!」「ブルーギルゆうのが釣れるらしい・・」と怪しいうわさが広がり始め、『ブルーギル』が当時の私には未知の魚で興味もあり、いてもたってもいられなくなった私はその場所で釣りをした事がある同級生を探し出し、一緒にそこに連れて行ってもらう約束をなんとか取り付けたのでした。

次の週末、期待に胸ふくらませいざ向かった場所は何とも不思議な所で、県か市の施設の跡地だったと思われ、友人達は水産試験場跡地と呼んでおりました。当時は柵なども無く簡単に入れた事を覚えていますが、今思えば子供にはとても危険な場所でしたね~、時代がおおらかだったのと、田舎でしたから子供たちも野生的だったのでしょう。

実際の池はというと、池と言うよりはコンクリートのでかいプールがたくさんある感じで、当然足元もしっかりしたコンクリートで固められていて、ちょっと釣堀りっぽい感じです。
連れてきて来てくれた友人によると、浅い深いなど、色々ある池の中でもいくつかのおすすめの池があるらしく、一番のおすすめの池に連れて行ってもらい、わくわくしながらみんなで釣りを始めたのでした。

餌はベニサシかミミズですが、まぁギルが釣れること釣れること。餌をつけて投げ込めば必ずヒットします。これは子供にとっては本当に夢の様な池ですよ。
釣り上げた未知の魚『ブルーギル』ですが、意外と小さいのにかなり貪欲で形も今までに見たこと無い魚でしたが釣れたら楽しいのでガンガン釣っていきます。後で数を競う為に釣り上げたギルは全てビクの中に入れてましたが、帰る頃にはビクはブルーギルでパンパンな状態に。
今考えると、元々水産試験場でしたから稼働しているときは誰かが餌を撒いていたのでしょうが、閉鎖後は誰も餌など与えている訳ないですから、餌を貰えない空腹なギル達の貪欲さは通常より倍増していたのでしょうね。

当然、この池に放課後や休日に通う様になって行ったのでしたが、このパラダイスの様なギル釣り池で、後にクサレ縁となる釣友たちと出会う事となるのでした。


つづく

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3.釣友『おかチュー』との出会い

昭和な釣り人

※ここからは一部魚に対してよくない行動が書かれますが、今から35年以上前の話で当時小学生だったという事でどうか許してください。

なんだかんだでビクいっぱいの大量のギルを捕獲して満足した私たちはさすがに小学生、集中力など当然無く、次なる遊びを探し始めます。

そんな時、ひときわ大きな笑い声が聞こえて来て、子供たちが中央の池へ集まって行きます。
気になってそちらを見に行くと、一人の子供が仕掛けの先に付いた釣り針(ルアー用のトレブルフック)に何匹のギルをつるす事が出来るかと言うくだらん事をやっています。
すでにフックには10匹程のギルが吊るされ訳のわからない状態になっているのに、そいつはまだ他のギルをつるそうと頑張ってます。
その頃、私はそいつが今後何十年かの付き合いになるなんて一切、知る事も無く、事の成りゆきを遠巻きに友人と見守っていたのでした。

すると何を思ったか突然そいつはギル10数匹付の竿をメリーゴーランドのごとく回し始め大笑いしています。
最初は『なにやってるんや?あほかあいつは・・』と思っていたのですがだんだんと回転速度が増していき、遂には遠心力に負けた数匹のギルがあちこちにすごい勢いでぶっ飛んでいきます。これは見ている方も結構怖い!みんな逃げる逃げる!中にはギルの直撃を受ける者も!それなのに当の本人はさらに笑いながらお構いなしにブンブン回し続けます。
やがてやっと疲れたのか回転を緩めたかと思うと今度は、『対、水圧テスト!!』とか訳の分からん事を叫んで残りのギルを水面めがけてたたきつける始末。その行動の一部始終を見ていた私は傍にいた友人に『コイツには関わらんとこ・・』とポツリと言い自分の釣り場に戻って行ったのでした。

えぇ・・自分たちが釣ったビクの中のギルたちは1匹残らずそっと逃がしてあげましたよ。あの時程ギルに申し訳ないと思った事はなかったですよ・・本当に・・(30年以上前ですからリリ禁とかないですよ~)

これが釣友『おかチュー』との出会いです。こんな奴ですがバス釣りに関しては結構ストイックで過去にビックリする位でかいサイズのバスを釣り上げています。記録はあえて書きませんが、その1本で昔のJB系のワンデイトーナメントで優勝できる位のサイズです。本人いわく「俺はバス釣りに関しての一生分の運をこの1本で使いきってしまったわ」と言う位デカかった。さらにけっこう研究熱心で深い情報をいっぱい持ってます。色々と教えてもらう事もありましたね。こう書くとなんかカッコいいやつに思えますが、こいつはホンマに色々な伝説を作ってくれました。また機会があれば・・いや、おもろいから絶対に書いてやる!

つづく

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4.最強(狂)アングラー『ビビ浦』登場!

昭和な釣り人

すっかりギル釣りにはまった私たち。その日もいつものメンバーで水産試験場跡へ向かいます。
この日はなぜかいつもの池では無く一つ手前の池から釣りを始めました。相変わらず入れ食いは続いていてその日もひとしきり釣りを楽しんだ後、いつものように友人達とまったりと雑談を楽しんでおりました。

そんな時、何気なく入口の方を見ると一番入口に近い池で一人釣りをしています。普段ここに通っている子たちはその場所であまり釣りをしないので不思議に思いしばらく見ていたのですが、そのうち気にもしなくなりまた雑談を続けていました。

時間もかなり過ぎ、そろそろ帰ろうかと思っていた時に入口付近で「ンぉあっ!」と言う不思議な声と同時に『ドッボーン』と音が!
瞬間、「あっ!誰か落ちよったぞ~!」の声と同時に友人と二人で急いで音のした方へ走ります。そこにはコンクリートの壁にアマガエルのように張り付いて
「えへ・・・助けてぇ~えへへへ・・・」
と何故か半笑いしながら情けない声を出しているやつがいました。急いで友人と二人で助け上げると、いきなりそいつは
「発泡スチロールは沈むんやな!なっ!」
と礼を言う前に確認するように言い、ケラケラと笑いだしました。何のことやら判らない私たちが
「何?なんの事やねん??大丈夫かぁ?」
と聞き返すと池の中にある粉々に砕け散った発泡スチロールを指さして
「さっきまで1メートル位あったんや、てっきり乗れるやろと思って乗ったら・・・割れやがったぁ、あははは~」
・・・って絶対無理やん!
だいたい1メートル四方位しか無いし、厚さも10センチ位やし!私は直感で「こいつ絶対に『あほ』や!」と確信を持った事を覚えています。
私は「風邪ひかんように早よ帰りや・・・」と下半身泥だらけでまだケラケラ笑いながら
「くそー!発泡スチロールのくせに生意気な!」と砕け散った発泡スチロールに向かって叫んでいるその子に告げ、友人に『コイツにも関わらんとこ・・・』と言いなぜか悲しく帰宅したのでした。

後にこいつが同じ小学校の生徒で『ビビ浦』と言うやつであることが判明し、こいつとも数十年の付き合いになるとは全く思いもせず、むしろその時は“友達にはなりたくない変わったやつ”とまで思っていたのでした。

 ビビ浦もまぁたくさんのくだらん伝説を作ってくれました。ただこいつのフィッシングセンスは抜群で何をやらせても上手かったな~
けど、ホンマ!あほやねんな~、『ウルトラなあほ』やねんな~、でも色々な意味で最強(狂)アングラーなんやな~悲しいけど・・・

こいつの数々の伝説もほんま面白いので後程書きますわ。

つづく


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5.バーチャルトローリング

昭和な釣り人

小学生の頃、ケタバス(ハス)をよく釣りに行ったことは以前書きましたが、ケタバス釣りに行ったときのエピソードを一つ。

当時は本格的なルアーロッドを持っている子供は少なく、基本的に短い投げ竿にスピニングリールを付けて重めのスプーンでケタバスを釣っていました。河口近くの漁港の突堤から沖に向けてルアーをブン投げて普通に巻くだけでケタバスが良く釣れましたよ。

 その日は陸から沖へ向けてかなり強い風が吹いていて、ルアーの飛距離がいつもより伸びるのですが、風向のせいなのかこの日はケタバスがあまり釣れません。
そうすると釣れないと楽しくない小学生なので当然時間を持て余し出します。
もちろん、集中力等あるわけ無いですからそのへんをウロウロ物色、
やがて浜に打ちあがられた数個の発泡スチロールの四角いケースを見つけて浮かべて遊ぶ事に。
最初は石をぶつけて遊んでいたのですが、風がきつかったので発泡スチロールは流されてどんどん沖に向かって行きます。すぐに回収不能になってしまい、残りのケースが少なくなった時に誰かが「石やなくてルアー投げて引っかけて回収や!キャストの練習にもなるし!」と何とも良い事を提案。しかし50センチ位の箱に当てる技術なんざ持っていませんから効率が悪い悪い。
何回かはまぐれで箱にあたるのですがうまくフックアップしてくれません。
そのうち皆イライラし出して誰かが「もうラインの先に直接くくり付けて流したら回収できるし、ええんとちゃう?」と提案。何がしたいのかさっぱり分からなくなってますが「ナイスアイデア!」とか「頭ええやん!」とかすごく盛り上がってます。
投げ竿についているリールのラインは200m程巻いてありますし兎に角やってみる事に。
速攻ラインをくくり付け沖にめがけて流していきます。発泡スチロールの箱は風に乗ってどんどん沖に出て行き、気づけばもうじきスプールのラインが無くなりそうなところまで来ています。「あかん!ラインなくなるわ!」とベールを戻して少し巻き戻そうとロッドを立てた瞬間、『ドスン!』とものすごい引きの様な感触が伝わってきました。

私:「あれ?発泡スチロールしか付いてへんのになんか魚みたいにすごく引くぞ!」
皆:「あほ!そんな事ないて!」
私:「いや!ホンマにでかい魚みたいな引きやて!」

ここでビビ浦にロッドを渡します。
ビビ浦:「おぉ~!なんか凄いぞ~!めちゃめちゃ引くやんこの発泡スチロール!カジキみたいや!」
って当然カジキなんざ釣った事無いんですけどね・・・

遠く100m以上沖で、白い物体が風にあおられ湖面を飛びまわっています。確かに遠目に見るとカジキが跳ねているように見えない事もないけど・・・やっぱり風にあおられた発泡スチロールの箱がただ暴れているだけです。
しかし以外な事に他の友人達も結構食いついてきて「次、俺にファイトさせろや!」とか、「お前、何分ファイトしてるねん!早よ代われ」と何故か真剣モードへ。単に風で暴れる発泡スチロールを引っ張ってるだけなんですけど・・『ファイト』とか言っちゃってるし。

まあ、やっている内容はともかく、盛り上がりに盛り上がりビビ浦にいたっては「ウッシャ~!またカジキヒット~!」とすっかり妄想の世界へ、「さすがパシフィックブルーマーリン!生意気なぁ~!」とか叫んでいます。
ここは琵琶湖でファイトしてるのは発泡スチロールの箱なんですけどね・・・

散々ラインを巻いたり出したりして最終的には、はるか沖で発泡スチロールが『バコンっ!』て砕け散って終わったんですが、なぜか皆ものすごい満足感!もうケタバスなんか釣ってられません。ビビ浦にいたってはまだ他の発泡スチロールの箱を「ブルーマーリン!どこや!根性無し~」とか言いながら探しています。どんだけ発泡スチロール好きやねん!(第4話参照)なんだかな~。

しかしガキの頃ってなんであんなにくだらん事に燃えられたのでしょうかね?
今考えてもすごく不思議なのですが当時はこんな事でもたまらなく楽しかったです。
やはり面白過ぎる仲間が周りにたくさんいたからですかね?

バーチャルシリーズはこの後、スチールヘッド編や巨大イワナ編ができたりします。
しかしこの経験が生きたのか、釣友の一人が15年位経ってから本物のかなりでかいブルーマーリンをハワイ沖で仕留める事になるなど当時は誰も夢にも思っていなかったのでした。


つづく


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